Conceptual Mathematics: A First Introduction to Categories
hitomiさん情報で
Conceptual Mathematics: A First Introduction to Categories
の第二版がでると聞いたので買ってみた。
hitomiさん曰く高校生でも読めるとのこと。
層圏トポス勉強会でだいぶ圏論のことが分かるようになったけど、圏論の適用例がいろいろと欲しい。カテゴリーの本って洋書だといろいろ出ている。計算機科学の方だと日本語でも書かれている論文も見かける。
何ができるのかと言う視点で物理を眺めると、それはどんなカテゴリーなのかと問うことになるのではないかと思う。
量子情報では操作論的に量子系を考えているので、カテゴリーが役に立つと思う。
generalizeされた確立論⊃量子力学=確率論+何か
みたいな包含関係を考えたときに、それぞれどんな圏を考えたらいいのだろうか?
小林昭七の本にこんな話が載っていた。
小林:何々の定理の例について説明して
受験者:例は知りません。
小林:例を知らないで数学ができるのは天才か、それとも数学を知らないのか。
後日談 彼は平均以下の学生でした。