2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

流体力学の変分法

物理の基礎理論の多く特に素粒子の分野では、変分法を用いて解析される。変分法自体は100年以上の歴史をもっていて、相対論、量子論以前の古典物理学においては、一応完成されている。僕は変分法について何度かエントリーを書いてるが、変分法自体に何か物理…

エントロピーの階層性

いや、あんんまり意見がまとまってないんだけど、気になったから書こう。量子情報と進化の力学 / 大矢雅則, 小嶋泉編著で大矢さんの書いた部分でこんなことが書いてある。p37 物理学ほど秩序とか混沌さ、不確定さとかいう概念と長くつき合っている学問はない…

古文書

過去の論文を調べて、自分の主張とかぶっているものがないのかを調べているのですが、面白いことがわかりました。流体の変分方について、20世紀初頭にある程度分かっていることが、1960年を境にすっかり忘れ去られているのです。戦争で基礎物理がないがしろ…

やるきがでてきた。

大学が始まってから何かと雑用が多くていらいらしていたけど、雑用が一通りすんで余裕がでてきた。研究を再開するぞ。論文を出すのに過去の論文をsurveyしてたけど、被っている内容はないみたいだし、今回提案した流体力学における変分原理の方法は、それな…

夏休みの読書

読んだ。不可逆過程の熱力学入門 / 一柳正和著不可逆過程の物理 / 一柳正和著 フーリエ解析の展望 / 岡本清郷著現代統計物理 上下/ L.E.Reichl著 ; 鈴木増雄監訳量子暗号と量子テレポーテーション : 新たな情報通信プロトコル / 大矢雅則, 渡邉昇著山月記・…

フーリエ変換

今日はサッカーと英会話をした。あと、髪を切った。あと、ゲーセンとカラオケ。餃子とラーメンもたべたかな。遊びすぎたあと、少しはべんきょうしなくちゃと思いながら、眠い頭で高速でタイプしている。ネタ元は「谷島賢治 物理数学入門」フーリエ変換、最近…

量子テレポーテーションにまつわる妄想 大号尊者

量子テレポーテーションというものがある。これは突き詰めるところ、量子状態(情報)をベル状態にある粒子のペアを使って他の場所にところに送ることに他ならない。通常、情報をコピーしてもオリジナルには影響は全くない*1のだが、量子テレポーテーションを…

Ubuntu+Perl+CaboCha

日本語係り受け解析や形態素解析などテキスト処理をする際には、windows xp+Java+cabochaの組み合わせよりもlinux+perl+cabochaの方が勝っていると思っている。僕はlinux上でのプログラム経験しかない*1。それも3年前からまったく触ってないし、すべてinterp…