報告:第十四回「層・圏・トポス  現代的集合像を求めて」勉強会

今回は12時から5時までやりました。参加者は7人でした。復習がメインだったのと時間が短かったので、新しいところは2ページぐらいでしょうか。もう少し進捗速度をあげたいのと思いますが、そうはいってもなるようにしかなりませんね。」

otoさん
第14回 層・圏・トポス読書会 | Flickr
hirataraさんのレポート
「層圏トポス」と「コパスタを食べる余会」 - 北海道苫小牧市出身の初老PGが書くブログ

そのあと、コパスタを食べる会にいってきました。
コパスタを食べる余会(意味不明) - 檜山正幸のキマイラ飼育記

結合法則が一見無いようなシステムでも、環境やエラーも含めて考えれば、結合則を満たすことが出来るって話が面白かったです。

dissociative law: (E+A)×S = E+(A×S)
Eは外部に吐き出すエラー Aはシステム Sは外部から影響


系と外界をわけて物理系を考えることがあります。
注目している系は外界からの影響を受け、外界に対してリアクションを返します。

外界に対するリアクションによるフィードバックは考えないので、外界に対するリアクションは計算機科学におけるエラーと同じように扱うことができるのではないでしょうか。外界から系への影響は計算機での影響と同じですね。

檜山さんは不純な計算に惹かれているようですが、不純な物理もなかなか面白いです。

僕が思うに、ミクロな物理学や物性理論などはシステム側に視点がありますが、マクロな物理学は視点が環境側にあってシステムを潰して考えているようなところがあります。(マクロな物理がミクロなシステムの詳細に依らないというのは、システムを潰して考えているからです。)

物理においても システムと環境の混在をどのように捉えるかという試みは始まったばかりなような気がします。