安全柵

東京都杉並区のJR高円寺駅で15日夜、線路に転落した女性を助けたとして、JR東日本は16日、都内在住の児童福祉施設職員、佐藤弘樹さん(24)に感謝状を贈った。

JRが線路に落ちた人を助けたということで感謝状を贈ったとのことだけれど、

ふざけるな

と思う。

ほぼ毎日ホームで人身事故がおきているのになんの対策もとらず、人身事故のため列車が遅れると当たり前のようにアナウンスする。なぜ安全柵を設置しないのかがわからない。

東横線菊名駅で電車とホームの間に子供が滑り落ちたことがあった。人が多くて駅員に連絡しようにも直には無理そうだし、結局その場で引き上げることにしたのだけれど、なかなか引き上げることができなかった。3人がかりでようやく引き上げて事なきを得た。

ホームと電車の間に隙間があるときは、ご注意くださいとアナウンスがあるだけで特に対策をとっていなかった。

落ちたらほぼ死ぬ駅のホームで安全対策が全くされてないのはかなりおかしいと思う。

追記

 2010年度から始まるJR山手線のホームドア(転落防止用の可動式柵)設置に向け、JR東日本は16日、同線で利用されている6ドアの車両を11年8月頃までにすべて4ドアに入れ替えると発表した。

 山手線ではホームドアを10年度中に目黒、恵比寿駅に設置し、17年度までに全29駅に整備する予定。
2010年2月16日21時51分 読売新聞