ホール効果

今年度から学生実験をみることになったのだが、その担当がホール効果に決定した。
前年度の担当の佐藤研の博士に実験のやり方を教わった。理論研なので実験をやったことがなく、機械の扱い方には慣れとか、経験が必要だなと感じた。

ホール効果について勉強しとこうと思い、図書館に本を探しにいった。

半導体の電子物性工学 太田英二, 坂田亮共著」
で勉強をしようと思う。わかりやすくて勉強になる。そもそもホール効果の実験資料は太田先生の職人技によるもので、おそらく最初のころは太田先生が実験を指導していたものと思われる。この本に書いてあるホール効果の説明は実験の際に学生に説明する時に参考になる。

学部三年生の時に研究室を決めるのに学科の全研究室を回って話を聞きに行ったことがある。現在の研究室に行くと決めていたのだけれど、この際にいろんな研究室が何をしているかを把握しようと思い、全研究室訪問を敢行した。

太田研を見学したときに、研究室の院生が対応してくれたのだが、院生が太田先生は「やさしい」、「質問したら教えてくれる。(ちょっと聞こうと思ったのに一時間も対応してくれた(汗))」
などと、言うので太田先生はよい先生なのだとわかった。太田研は金をどっかから持ってくるという派手さはないけど、いい研究をしているのだと思った。

その後、訪れた別の研究室では、先生が学生から馬鹿にされていて、先生の悪口を聞かされた。そして、研究室から出ようとしたら、その先生が現れて、「いろんな話が聞けたそうですね。」と一言。

尊敬される先生とそうでない先生がいるけど、研究者を名乗るからには身内から認められるような人でないといけないなぁと思った。

一昨日、日曜日に午後一時に起き、研究、そのまま徹夜、昼ごろに大学で実験の引継ぎ、夜に家庭教師、月曜深夜に「きらきらアフロ」、就寝と36時間行動をした。(途中、計3時間の仮眠あり)

2月、3月は修士論文の疲れから、ぐたぐたしていたけど、そろそろ体力が回復してきた。