今日からトポス

「論理学をつくる」
http://www.amazon.co.jp/dp/4815803900
は3日前ぐらいに終わった。433ページの大部の本だったけど読みやすかった。

本を買うときは図書館で借りてみてから買うかどうかを考えるんだけと、アマゾンの書評が良かったのですぐに注文した。

東京の桜は満開。ここ数日の間に一気に咲いたようだ。

今は、
圏論による論理学」
http://www.amazon.co.jp/dp/4130120573
を読んでる。

一年前に圏論を少し勉強したときは、圏論の定義とかを見ても、その意味を感覚的に理解できなかった。今、改めて定義を見てみると、それが数学的な事象の抽象化であることが理解できる。

圏論は集合のかわりに関数を主役にする考え方で、量子論を勉強すると古典物理と異なり関数そのものが主役になってくる。あと、物理学を理解するには幾何的な考え方が必要だと思い、大学4年の頃から微分幾何を勉強したけど量子論にはうまく適用できない。

修士論文は古典論の範囲でやったので幾何学は十分に役に立ったけど、非平衡系や量子論まで考察するには圏論的な考え方を身に着けないと上手に議論できないような気がしている。

こういうことは2年前くらい前から考えているけど、ようやく考える土俵ができてきた感じがする。

ということで、これからは圏論です。