マンション需要の推定
最近よく遊んでるような気がする。「気分転換しないとねぇー」といいながら、こうも気分転換ばかりしていると、次から次へと気分転換したくなる。
なんだそりゃ。
押井守 スカイ クロラ
crawlers | 楽しく生活するための知恵
面白そうだなぁ。
東急の将棋祭りも行ってみたい。
将棋の腕前は初段くらい。あまり強くはないねぇ。将棋を指すのは好きだけど、集中力を使ってしまい、他の事ができなくなるからあまり指さない。だから強くならない。
どうでもいいけど、人類の歴史の中で数理的な能力を必要とされた時代って、どのぐらいあったのだろう?ほとんどなかったのじゃないかなぁ。
今、マンションの販売会社がものすごい勢いでつぶれているらしい。
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そりゃそうだよ。首都圏はどこをみても、雨後の筍のように高層マンションが建築されている。あきらかに供給過多だ。
マンションの需要って、
首都圏の人口×30〜45歳の割合×購買能力のある所得層×持ち家選択率×マンションの選択率÷15年(30〜45歳の人が入れ替わる)÷2(夫婦で持つと考えて)
で計算できる。
4000万×0.25×0.5×0.6×0.4÷15÷2=4万人
すげー適当な計算だけど、オーダーは間違えてないはず。
近年は、首都圏で年間8万戸供給されている。2倍の供給量なので、8年で需要を満たしてしまう。
マンションブームは1994年から始まり2000年に最高になった。2002年には一巡してしまう。計算があわないなぁ。投資目的で上乗せされているのか。2005年度からは、マンションが売れ残り始めた。適当にやった割にはうまいこと計算できている。
2006年度の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/g/55/
mizuhoの資料
http://www.mizuhocbk.co.jp/pdf/industry/1007_02.pdf
経営コンサルタントをやってる先輩に聞いたのだけれど、こういうアバウトな推定をする能力がコンサルでは必要らしく、これさえできればコンサルは勤まるらしい。*1
マンションって売れれば、ものすごく利潤が高い商売だと思う。売れれば、だけどね。
考えればすぐに分かるのに、マンションが供給過多になったり、銀行が必要以上に融資したりするのは、末端では、短期的な内部の評価に基づいて仕事をするから、仕事をしない(企画しない、融資をしない)っていう、選択がないのだと思う。
マンションの企画をしたら偉い、融資したら出世。みたいに。
もしマンションの販売会社の社員で、企画するのやめましょうよとかを会議で言ったら、フルボッコにされる気がする。
なんとなく思ったのは、世の中の数理能力の標準は思った以上に低いところにあるってこと。
*1:だからコンサルが成り立っている。