報告：第二回「層・圏・トポス　現代的集合像を求めて」勉強会

新たに参加者を2名迎えて、5月24日慶應大学矢上キャンパスで13時から20時まで11名で勉強会をしました。
告知：第二回「層・圏・トポス現代的集合像を求めて」勉強会 - hiroki_fの日記

遅れてきた人が警備員につかまたっり、追い返されるなどのトラブルがありましたが、どうにか無事に開催することができました。

僕:とりあえず事情を説明。

警備員:いやー、わたしらの仕事ですので。

僕:じゃあ、見なかったことにしてください。

警備員:そういえば、30分前も誰かが来て帰りましたよ。

僕:えぇー？

これからは遅れる方は事前に連絡してください。

内容は、層圏トポスp55からp59までを読みました。

レポートがいくつかあがってますので、ここにリンクしときます。

ちなみにkuwataさんが買った
Diary?::2009-05-25

は、僕も持っています。入門書として簡単な例が多くて勉強しやすかったと思います。

「層・圏・トポス現代的集合像を求めて」勉強会は、モニャドセミナーとは独立な催しですが、「モニャドセミナーがきっかけになった」くらいいは言ってもいいでしょう。

とあるように、「層・圏・トポス」勉強会は、第一回モニャドセミナーの後の飲み会がきっかけで開催が決定しまして、メンバーの半数以上がモニャドセミナー参加者です。モニャドセミナーは圏を勉強するのにとても良いセミナーだと思います。

「層・圏・トポス」勉強会は7時間もやるし、有給休暇をとってまで参加してくる人もいたり、遠くからは2時間もかけてくる人もいて(僕は開催時間の直前まで家で寝ている)、ほんとによくやるなーと思っています。

でも、二回目から参加者が「見えてきた」とか「認識が変わった」とか、まるで宗教めいたことを言い出してきたので、参加者の家族はちょっと心配になると思うでしょうが、「層・圏・トポス」勉強会は宗教ではないので、安心してください。

僕の勉強会の反省は、「自然変換の例として、ベクトル空間の双対、随伴と共役を示そうとしたのですが失敗した」ことです。
そんなに難しくなく物理としては重要な概念なので、機会があればやってみようかと思います。

でも、6月中旬まで忙しいので、それからだなぁ。