最近

実家で論理学を勉強している。「論理学をつくる」は入門書として申し分のないできで、本のオビが「傑作テキスト」と書いてあるが、分かりやすいしまさに傑作だと思う。ゲーデルの理論までいくにはもう少し時間がかかりそうだ。

こんなビデオを発見した。
TK-80 Demo
http://www.youtube.com/watch?v=2OCUoFyenzw
コンピューターの原理って全然変わってないだなぁ。コンピューターは0と1の2値なので、論理演算は基本的にNAND一つでできる。妙に感動した。

ふだんは見ないけどCS系の人たちのブログを読むと面白い。ビジネスとエンジニアリングが絡む世界はエネルギーを感じる。
吉岡氏(ミラクリナックス)サークルのOB
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/
dwangoの人
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/
鵜飼文敏氏の講演
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070906/281310/

鵜飼文敏氏の講演を聞くと、仕様書を書く人とコーディングする人が分業になっている日本のIT業界は相当変な気がする。分業にすると意思のすりあわせにコストがかかって、仕事にならないと思う。

意思のすりあわせのコストは思ったより高くつく。日本の大企業が中小企業を使って物づくりで世界をリードできたのは、大企業と中小企業の連携がうまくいったからだし、青色LEDの発明が大人数ののスタッフを抱える企業ではなく、たった一人の日本人(中村修二)によって行われたのも、一人ゆえに意思のすりあわせのコストが0だったからだと思う。