mirra chairs (ミラチェア)

2万円以内で買える椅子というのが話題になってたので、自分も椅子について書いてみたくなった。

一年位前に、椅子を買った。

前は2万円くらいの椅子で高校生の頃から10年くらい使っていた。高校生で2万円の椅子だなんて贅沢な感じだが、中学生の時に競泳のバタフライをやっていて腰痛持ちになっていたこともあり、当時は良い椅子が必要だった。
10年の歳月が経過し、ネジは飛び、背もたれは折れた。もう買い換えかなと思って、椅子を去年に探した。

オフィス用品の専門店(オフィスデポ)が渋谷駅から少し歩いたところにあり、椅子の座り心地を確認することができる。


椅子の座り心地は値段に比例している。

1万円 みかん箱と変わらない。
2万円 クッションが良くなる。みかん箱に座布団を置いた感じ。
5万円 見かけが良くなる。座り心地は2万円の椅子と変りなし。
8万円 人間工学とやらで奇抜なデザインの椅子になる。変な姿勢を強いられるので良くない。
10万円から20万円 椅子としての性能は最高峰になる。良い椅子を求めるのならこのへん。
20万円以上 無駄に見た目が豪華になる。10万円代の椅子より、座り心地が悪くなることも

結局、10万円から20万円のところで椅子を探すことになる。
有名どころで試し座りした椅子は以下のもの

Ergohuman エルゴヒューマン

高い椅子が良いなーと思ったきっかけになったのが、これ。渋谷の東急ハンズにも置いてあった。腰の部分がしっかりサポートされる。ただ、自分には腰のクッションが硬すぎて違和感があった。ヘッドレストが良い感じ。


Contessa コンテッサ

背もたれとか座面とかが全体的にやわらかすぎた。好みの問題かも。

Aeron chair アーロンチェア

ネットでの評判が最も高いのが、これ。確かに座り心地は良い。自分には背もたれがやわらかすぎた。廉価バージョンもあり、座り心地も変わらないが、調整機能が一部省かれているので、調整しなくても体にフィットするならば、それもありだと思う。

最後に自分の買った椅子について
Mirra Chairs ミラチェア

Aeron chair(アーロンチェア)をつくっているドイツのハーマンミラー社の椅子。アーロンチェアの方が人気が高いが、僕は、Mirra Chairs(ミラチェア)の方が良かった。
そこでAeron chair(アーロンチェア)との比較をしてみたい。

良い点

調整の自由度 肘掛けの高さと傾き、座面の上下と傾き、背もたれの硬さの調整 リクライニング。アーロンチェアよりも自由度が圧倒的に高い。
腰のサポート 背もたれが樹脂でできていて、適度に硬い。硬さは背もたれの穴のあき方で調整してある。前傾姿勢になって背中が背もたれから離れていても、腰の部分は支えられている。
背もたれの硬さ 背もたれが樹脂でできているのはミラーチェアだけ。メッシュだとやわらかすぎて、寄り掛ったときに沈みすぎる感じ。その点、ミラーチェアは、適度に固く、ちょうどいい。体重を載せても曲面が微妙に変形するので、背中に付加がかからない。背もたれの硬さは調節できるようになっている。
値段 アーロンチェア(14万)よりも安い。10万円、これはお得!

悪い点
 ヘッドレストが欲しいと思うときがある。これはアーロンチェアも同じ。

まとめ、その他
1.良い椅子をと思ったら、10万から20万のあいだで。
2.背もたれの硬さは好み。おそらく体重の関係もある。自分には、メッシュは体重を支えるにはやわらかすぎた。ミラーチェアの樹脂の方が背もたれの曲面が体にフィットする気がした。(調整も細かく可能)
3.高すぎると思ったら、オフィス用品の中古を扱ってる店に行ってみるのも良し。ただし、保証がつかないので、製品を目で確かめる必要があり。ハーマンミラー社の椅子は需要があるので値段が下がらないけど、新品の3割引きくらいで買える。ちなみに僕は今井家具店(横浜)で買いました。

ミラチェアを一年使ってみた感想
作業が楽になった。腰痛にもなりにくくなったし、椅子に投資した価値はあり。以前は脳が疲れる前に体が疲れたが、今はなくなった。作業効率UP。