放射性物質汚染

過去の記事なので、今の状況とあわないかもしれません。

理論物理を勉強してますが、原子力発電所に関する専門家ではないです。ただ、現状の放射線物質汚染を極度に恐れている人たちがいるので、そういうものに関しては、定量的な考察で十分安全であるということが言えるということをまとめてみました。しかるべきHomepageに書いてある内容のままですが、書いてある内容に賛成であることを表明するだけでも意味があると思ったので書きました。

政府の避難地域指定区以外の人は、今のところ放射性物質汚染を恐れなくて大丈夫だよ。

通常の何倍の放射性物質とか言っているけど、自然界には放射能をもつ物質はほとんどないからちょっと流れてきただけでも、すぐに放射線量が何倍とかになる。

自然界からの被曝は宇宙線と大地と食物からによる。http://www.env.pref.kagoshima.jp/houshasen/kouhou/k06.html

放射性物質がやってくると放射線によって遺伝子が破壊されるのだけど、遺伝子の破壊なんて普通に生活していても絶えずおきている。ある程度の破壊には自己修復する機能が人には備わっているので心配する必要はない。ちょっとくらい遺伝子が破壊される確率が高まるけど、それって本当に微々たるもん。

日光浴だって皮膚表面の細胞内の遺伝子を破壊する。日焼けは体内に紫外線が入りこむのを防ぐ防御機能。今回の流出した放射性物質による遺伝子の破壊と比べたら、日光浴の方がはるかに危険なくらい。夏になったら海に行くでしょ?プールにも行くでしょう?だったら、全然気にしなくていいよ。ちなみに紫外線による生体への影響は放射線量に加えられない。*1


ちなみに放射線量と健康については、http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/anshin_level.htmlに詳しい。

レ ベ ル 年間線量(mSv) 人体に対する影響
安心レベル 30以下 悪い影響は起こらないので安心である。
注意レベル 30〜500 悪い影響があらわれる可能性がある
危険レベル 500以上 臨床的症状があらわれる

日本は年間1.5ミリシーベルトらしい。
ちなみにブラジルのガラバリ海岸の1部で大地からのガンマ線だけで175ミリシーベルトらしいので。

今日の放射線量は、各地の放射線量、19日は大きな変動なくほぼ平常値 :日本経済新聞にあるように

データーは毎時なので、365×24 =8760≒10000 倍すれば年間被爆
数字に10倍すれば、年間被爆量を見積もれる。

全然たいしたことないね。


良いまとめ
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
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*1:注、紫外線は、200〜30 nm(6 eV〜40 eV)で細胞内の遺伝子を傷つけるのに十分なエネルギーを持っている。宇宙から降り注ぐ電磁波の総エネルギーの6%をもっている。一方、それにくらべたらγ線はごく微量。紫外線の生体への影響は絵とデータで読む太陽紫外線の5章にある。