非一様な温度場での変分原

非一様な温度場での変分原理の論文を書きました。
http://arxiv.org/abs/1411.6760

論文概要は、以下のとおりです。


物理法則は保存則とセットですが、ネータの定理を使えば対称性の議論になるので、保存則と矛盾しない運動方程式を導出する助けになります。
エネルギーとエントロピーの式をどう導出するかは難しい問題ですが、対称性、または弱解存在のための必要条件を考えると、大体形が決まってきます。

液晶、気液相転移、拡散方程式を扱いました。従来の理論だと、温度を考えるためには経験則が必要でしたが、それがいらなくなりました。