論文執筆中

どこかに投稿しようと思って、今日から論文を執筆中。
論文って、短ければ短いほど良いような気がする。少ない言葉で語れるのは核心をついている証拠。なんども言うけど、ポントリャーギンの「やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science)」はすごい。微積分が何たるかについての核心をついている。

彼は、こうも言ったそうな。
「本は入念に書けば書くほど薄くなり、それだけ書くための労力が大きくなる。おおざっぱに言って、著者が綿密さを2倍にすれば、本の厚さは半分になる。つまり2倍の労力に対して、支払いは半分になる。したがって、著者への支払いは、なされた仕事の二乗に反比例する」

読み手にとっても薄い方が読むのは楽だ。内容を失うことなく薄くするのはなかなか難しい。しかし、推敲によって言葉が短ければ短くなるほど、全体としては深みを増していくように感じる。元の論文は50ページあるけど、5ページにまとめてみようと思う。

一つのテーマーについて、あーだこーだ話が色々と飛ぶのは分かってないからに他ならない。