流体

博士論文の要旨

こんな感じにした。本文はまだない。題 流体力学における変分原理の改良 解析力学や場の理論では系の運動方程式は、作用と呼ばれる汎関数を最小にする変分原理で定まる。同じように流体においても、運動方程式を変分原理によって求めることが試みられてきた…

発表歴

とりあえず発表歴のメモ(3) 国際会議における発表 【査読なし】 3-1) ○Hiroki Fukagawa, Youhei Fujitani, 「Variational principles for perfect and viscous fluids」,『8th Liquid Matter Conference』, Wein, Austria, September, 20113-2) ○Hiroki Fuk…

散逸流体の変分原理

論文を改訂しました。前回から7ヶ月。ちょっと時間がかかりすぎた感がありますが、応用(粘弾性流体、二成分混合流体)や、散逸系でのネーターの定理の話など、それなりにボリュームアップしています。理論のエッセンスは、3.1節のSimple Dissipative Systemに…

Navier-Stokes方程式

ナビエストークス方程式がどのように導出されるかが気になったので調べてみた。 流体には5つの要素があって、密度:ρ,エントロピー:s,速度(3成分):vがある。これらが完全に解けるためには、5つの方程式が必要だ。 質量保存則で密度ρについて、エントロピー…

粘性流体の変分原理

とりあえずプレプリントを載っけてみました。 [1104.0866] A Variational Principle for Dissipative Fluid Dynamics散逸関数があれば、変分原理を通じてdynamicsが定まるようになっています。 主要なアイデアは2.1節にあります。たった一ページ半しかありま…

物理学会

9月23日に岩手の学会でポスター発表しました。前日まで手直しをしていましたが、なんとか間に合いました。 完全流体の力学におけるLagrange的LagrangianとEuler的Lagrangian 慶大理工 深川宏樹,藤谷洋平 http://w4.gakkai-web.net/jps_search/2008au/11.html…

論文執筆中

どこかに投稿しようと思って、今日から論文を執筆中。 論文って、短ければ短いほど良いような気がする。少ない言葉で語れるのは核心をついている証拠。なんども言うけど、ポントリャーギンの「やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science)」はすご…