光合成のエネルギー変換効率
小学6年生の夏休みの自由研究がこのテーマだった。
実はこれは二年越しのテーマで、最初にやろうと思ったのは小学4年生のとき。ただ、10歳の知識だとどうにもならなく、小学4年生のときは何か図工の工作でもやったような気がする。
夏休みの10日くらい方法を考えて最終的に編み出したのは、次の方法。
太陽光の単位面積当たりのエネルギー密度の計測。これは墨汁に温度計を突っ込んで、日光のもとで、一分あたり何度上昇するかを計測。そして、水の比熱を使って、得たエネルギーを測定した。
植物の一枚の葉が日光を受けて生産するエネルギーの量。水草は光合成すると酸素を排出する。水草からでる酸素を集めて、その量から生成したブドウ糖の量を計算する。
一時間ごとに外にでて、温度計と酸素の量を測定した。光合成効率は2~3%だった。
藻を育ててエネルギー問題が解決するとかは、なかなか難しいと思う。
ちなみに糖をつくる効率が2~3%であるというだけで、クロロフィルの効率はもっと高い。これは中学一年生の時に測定しようかと思ったが見事失敗した。