雑感

興味が発散

最近いろんなことに手を出していて、興味があちらこちらに発散している。一応、それらの興味はつながってはいるのだけれど、その関連性までを理解するにはしばらく時間がかかりそう。集まって勉強すると理解が深まるし、楽しい。圏論:圏論勉強会の他に、「層…

レッドクリフ

レッドクリフを見た。 面白かった。曹操役の俳優の演技が光ってた。三国志演技の中では悪役だけど、為政者として優秀な部分があって、その微妙な感じが表現されて良かった。 曹操軍の水軍をまかされた武将に蔡瑁がいるが彼は謀殺されてしまう。 曹操は蔡瑁の…

雑感 ホットスポット

最近何かを理解するのに、どのくらいの時間をかければ、(教科書に書いてあることで)どの程度のことが理解できるだろうという目安が立つようになった。人の読める言語でマトモな論理を得て出される結論であれば、理解するのはそんなに難しいことではない。で…

迷ったら

1.「迷ったら、人と違う方を選ぶ」 2.「迷ったら、得しそう、ではなく、楽しそう、を選ぶ」 3.「迷ったら、より難しそう(チャレンジング)な方を選ぶ」別に迷ってないけど*1。 昼ごはんのときに、競争が激しい分野があってさ みたいな話になったけど…

雑感

かめはめ波が出せるリストバンドが開発されたと聞いて、おそろしいものができたのだなと思っていたら、おもちゃだった。かめはめ波の威力について - hiroki_fの日記 人気テレビアニメ「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の必殺技「かめはめ波」の衝撃を体感…

駅のホームに思うこと

駅のホームって危なくない?柵をつくるだけで、かなり改善されると思うんだけど。毎年犠牲者がでても、何も対策をしない鉄道会社って酷い。 死刑願望”男、東京駅ホームから女性突き落とす 23日午後8時10分頃、東京都千代田区のJR東京駅の中央線ホーム…

ジョブズのスピーチと、学部の卒業式中での雑談@廊下。

最近、ジョブスのスピーチを聞いてみました。 翻訳が間違っている所があるので、英語を見たほうが良いかも。テキストはここ。スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチの英文解釈学会準備で忙しいので、ちょとだけ。3分 much of what I s…

理論の作り方

最初は計算はしない。ひたすらイメージ次に計算をでっちあげる。計算の詳細を検証。でっちあげたところを詰めていく。最初のイメージが良いと、でっちあげが上手い具合に正当化される。相対性理論は上手くできてるよなぁ。捩率テンソルが0、計量と両立、って…

かめはめ波の威力について

昨日、電車に乗っていたら、急にかめはめ波のエネルギーが気になってきた。Dragon ball evolutionのピッコロとの対決シーンが違和感があって、それ以来、なんとなくかめはめ波が頭の片隅にあった。電車の中で以下のようなことを考えた。ピッコロが無事ではす…

シンプルに考えるには?

たぶんファインマンの本に書いてあったのだけれど、 数学が得意な人がいた。彼は机のどの部分を上から押えれば机が傾くかが分からないでいた。それはね。ここを押せばいいんだ。(机の端を押す) 共変外微分とかをつかって、便利な演算子を定義できないかと思…

ガソバレ!

アキラに影響されたみたいですね。ガソバロウ!!I need you right now!コメントがひどすぎる。

小室哲也裁判記録 immature≒pure=creativeness

小室サウンドが流行ってた頃、僕は中学生だった。TRFやglobeのCDをもっていて、よく聞いてた。高校生のころはもっぱら洋楽を聞いていて、邦楽はきかなくなってたけど、去年の夏ぐらいは、globeの曲を聴いてた。曲を聴いていて、小室哲也はすごかったんだなと…

スノーグローブとゲーデルとマトリックス

眠い‥*1映画マトリックスは好きな映画の一つだ。 主人公ネオの生きていた世界は実はコンピューターの中だったという話。ネオは飴玉をなめて、コンピューターの外の世界に出ることができた。コンピューターの外部の世界を出ることに成功したネオは、マトリッ…

巨象とmanagerとcreator

またまた雑感ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち ポール グレアム (著), 川合 史朗 (翻訳) を読むと大体こんなことが書いてある。 大企業が官僚主義的でのろまで革新的なことはできない。 だからこそ、ベンチャーの軽さは大企業との競争に対して強…

オバマ大統領の演説

読んでみた。 iKnow!で英語。ちょっとの努力で、大きな成果を。 - iKnow! ながっ!!

ここ最近のこと

1月24日 ヒヤマセミナーに行って来た。 return0さんのまとめ:Diary?::2009-01-24 檜山さんの補足: セミナー補足:関数コードの実行エンジン - 檜山正幸のキマイラ飼育記 セミナー補足:報告記事とか後悔とか独り言とか - 檜山正幸のキマイラ飼育記 セミナー…

一月前半に読んだ本のまとめ

1.相対性理論 (岩波文庫) A. アインシュタイン (著), 内山 龍雄 (翻訳) レビューは特殊相対性理論 - hiroki_fの日記2.日本人の英語 (岩波新書) マーク ピーターセン (著) 3.続・日本人の英語 (岩波新書) これは必読。高校までの文法が全くの無駄に思えてくる…

頭の良い人 悪い人

最近、めっきり日記を書かなくなってしまった。本当は書きたいネタがいっぱいあるのだけれど、研究の方が忙しくてブログを書く暇がなくなってしまった。何時書くか分からないけど、書きたいネタは、量子系における環境とシステムの分離について。ネーターの…

数学入門(代数)

遠山啓の数学入門〈上〉 (岩波新書)、数学入門 下 岩波新書 青版 396 「代数ーずるい算数」の項最初に読んだのは多分高校生の頃。次に読んだのは、学部2年生の時に駅前の本屋で見つけて、購入した時。ちょっと気になったので、メモ。旅人(湯川秀樹) 代数も好…

赤壁

レッドクリフを見てきた。まぁまぁ面白いかな。第二部に期待。

古文書

過去の論文を調べて、自分の主張とかぶっているものがないのかを調べているのですが、面白いことがわかりました。流体の変分方について、20世紀初頭にある程度分かっていることが、1960年を境にすっかり忘れ去られているのです。戦争で基礎物理がないがしろ…

やるきがでてきた。

大学が始まってから何かと雑用が多くていらいらしていたけど、雑用が一通りすんで余裕がでてきた。研究を再開するぞ。論文を出すのに過去の論文をsurveyしてたけど、被っている内容はないみたいだし、今回提案した流体力学における変分原理の方法は、それな…

量子テレポーテーションにまつわる妄想 大号尊者

量子テレポーテーションというものがある。これは突き詰めるところ、量子状態(情報)をベル状態にある粒子のペアを使って他の場所にところに送ることに他ならない。通常、情報をコピーしてもオリジナルには影響は全くない*1のだが、量子テレポーテーションを…

道具をつくりたい。

人生の節目で鮮明に思い出せるシーンがある。ひとつめは、15歳の高校受験前の日だ。 「明日、高校を受験するんだ。そして、そこからが学問への一歩になるんだ。」 と思った。高校は合格したけど、合格日に宿題の山を渡され、その中にサホド興味がなかった百…

月下の棋士

最近は論文を書いているのでこちらに物理ネタを書く余裕がないです。「月下の棋士」がおもしろいと言ったら、弟が買ってきてくれました。これは、悪魔の誘いか。才能が集まる中で自らの才能を問い苦悩する奨励会員の姿にシンパシーを感じてしまいます。夢を…

論文執筆中

どこかに投稿しようと思って、今日から論文を執筆中。 論文って、短ければ短いほど良いような気がする。少ない言葉で語れるのは核心をついている証拠。なんども言うけど、ポントリャーギンの「やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science)」はすご…

スカイクロラ

スカイクロラを見に行った。押井守はすごい。戦闘機の戦闘シーンだけを楽しめればいいやと見に行ったのだけれど、ストーリーに魅せられた。ネタばれありなんで、読む人は反転させてください。主人公達は永遠に子供で、戦闘で死ぬたびに生まれ変わり、また戦…

日記

北島すごいですね。バタフライの松田もすごいです。昔、僕も水泳*1をやっていたので、水泳は見ていておもしろいです。10年前は日本人が表彰台に上がるなんて考えられなかった*2のですけど、でも、最近の日本人スイマーの活躍をみると10年前の常識ってなんだ…

名人伝(不算之算)

中島敦の短編小説に名人伝というものがある。ある若者が弓の名人になろうとして、弓の修行をする。そして、「不射之射」を極め、弓を引かずにして、弓を射る方法を体得する。オチで、その若者は歳をとり、弓がなんであるかを忘れ、弓の射かたも忘れる。この…

successorじゃなくて、creatorに

熱力学が研究分野。熱力学の因果律について考えているのだけれど、どこから手をつければよいのか分からん。物理現象を情報の流れと見て考察しようとしたのだけれど、因果律ってそもそも情報が光速を超えて伝わったら変でしょってところから、議論が始まる。…