数学

一月前半に読んだ本のまとめ

1.相対性理論 (岩波文庫) A. アインシュタイン (著), 内山 龍雄 (翻訳) レビューは特殊相対性理論 - hiroki_fの日記2.日本人の英語 (岩波新書) マーク ピーターセン (著) 3.続・日本人の英語 (岩波新書) これは必読。高校までの文法が全くの無駄に思えてくる…

集合とはなにか

竹内外史の「集合とはなにか―はじめて学ぶ人のために (ブルーバックス)」を読んだ。感想文を書くつもりが、もやもや考えていることを書くだけになったしまった。論理学については素人で、これから勉強していくところなので勘違いしていることが多いと思う。p…

特殊相対性理論

12月26日に池袋のジュンク堂に行ったら、 相対性理論 (岩波文庫) A. アインシュタイン (著), 内山 龍雄 (翻訳) があった。550円で手ごろだったし、アインシュタインの論文をじっくり読んだことがなかったので買うことにした。今から書くのは読んだ感想。僕の…

フェーザ法について

電気回路でよくやるフェーザ法について。フェーザ法は電気回路を解析する上では有効な方法だ。この数学的な背景を説明しようと思う。簡単なことだけど、学部生に説明する機会があったので、せっかくなのでここにメモ。これは過去に書いたエントリーの続き。…

数学入門(代数)

遠山啓の数学入門〈上〉 (岩波新書)、数学入門 下 岩波新書 青版 396 「代数ーずるい算数」の項最初に読んだのは多分高校生の頃。次に読んだのは、学部2年生の時に駅前の本屋で見つけて、購入した時。ちょっと気になったので、メモ。旅人(湯川秀樹) 代数も好…

フーリエ変換

今日はサッカーと英会話をした。あと、髪を切った。あと、ゲーセンとカラオケ。餃子とラーメンもたべたかな。遊びすぎたあと、少しはべんきょうしなくちゃと思いながら、眠い頭で高速でタイプしている。ネタ元は「谷島賢治 物理数学入門」フーリエ変換、最近…

AD DA変換 サンプリング定理

大学が始まって忙しくなってきた。さて、信号処理で、AD DA変換というものがある。フーリエ変換をしているにすぎないのだけれど、このフーリエ変換とやらを工学系の教科書で読んでみると、あまり自分の求めている解説になっていないので、自分用に解説を書い…

リーマン多様体上の積分について

車のタイヤがパンクした。タイヤの横を縁石でかすったらあっけなくパンク。だいぶ磨り減って、そろそろ交換しないといけなかったので、まぁいいか。ホッジ作用素とはなんたるかを語ろうと思って、だらだら続いているエントリーだけど、しばらく続きそう。こ…

やさしい微積分

「やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science)」 ポントリャーギン 全盲のロシア人数学者にポントリャーギンがいるけど、彼が高校生向けに書いた微分積分の教科書「やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science)」が筑摩学芸文庫から100…

dxとは?

昨日、布団の上に牛乳1㍑こぼしてしまい、今日は晴れてたので、布団を洗うことにした。そういえば、上京してから布団なんぞあらったことがなかった。お風呂を塩素系洗剤とアルカリ性洗剤を使って掃除した。塩素系洗剤でカビを一掃したあと、湯垢をアルカリ洗…

計量について。

昨日はホッジ作用素の続きを書こうと思ったが、横浜の方で雑用を3件ほど片付けていたのと、帰り道に大学に行ったら、後輩が院試で勉強していたので付き合ってしまったのと、必死に勉強している後輩を置いて、友達と飯食いに行ってしまい、そのままカラオケに…

微分形式

今日は、牛乳を1㍑ベッドの上にぶちまけてしまい、大変なことになってしまった。微分形式とは何か?について書こうと思ったが、書いてみようとすると分からない。小林昭七の「曲線と曲面の微分幾何」には、「外微分形式は重積分の計算から発生した」と書いて…

ホッジ作用素について。

日記をずっと書いてなかった。研究室の勉強合宿があり、その帰りに伊豆を旅行してきた。川や海で従兄弟と泳いだりした。今日は雨の中、高校の同級生とバーベキューをした。そんなことをしているうちに、量子テレポーテーションが盛り上がっている模様。 bono…

abstract nonsense

あー、僕はabstract nonsenseの意味を忘れていた。代数系の表現の次元について、うっかりしていた。 ジョニーへの伝言:3点テンパリー/リーブ代数の行列表現 - 檜山正幸のキマイラ飼育記Temperley-Lieb Algebraを量子論の枠組みで捉えようとしたあまりに、T…

Temperley-Lieb Algebraの行列表現と対消滅と対生成が閉じ込められた素過程について。

檜山さんからコメントをもらったので、それについて考えを述べたいと思います。 圏論勉強会:3点テンパリー/リーブ代数の掛け算九九 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 檜山さんのコメント - 1つ目 hiro> Temperley-Lieb algebraが行列で表現できない檜山さん> い…

Temperley-Lieb Algebraのtraceについて。

圏論の勉強会に行ってきた。刺激的で色んな話を聞くことができた。ありがとうございます。今日は、これを読んだ。S. Abramsky "Temperley-Lieb algebra: From knot theory to logic and computation via quantum mechanics"http://www.comlab.ox.ac.uk/peopl…

表現論

表現論に興味があるのだが、十分に勉強できてない。本のリストを見つけたので、貼り付けとく。 http://rtweb.math.kyoto-u.ac.jp/books/rttextbook.html1 平井武・山下博、表現論入門セミナー -- 具体例から最先端にむかって、遊星社2 寺田至, ヤング図形の…

圏論

前々から興味があって、2007年の春休みと2008年の春休みに少し勉強して以来、ほとんど理解が進んでなくて、それでも何とか物にしたい分野が圏論だ。物理の勉強に追われて、大学がはじまるとなかなかできない。数学基礎論やチューリングマシン、計算可能性、…

dejavu

土日はたくさん寝た。寝すぎて何もやってない。本は少し読んだかも。金曜日、研究室に新しい4年生がやってきた。若い‥。あいさつをした後、質問があるとのこと。 「ケットってなんですか?ブラってなんですか?」これって、四年生の春にすごく悩んだな。端的…

ゲーデルとか

ゲーデルの話は手続きに関する問題なのだから、コンピューターの話に落としたほうが簡単だという感想をもっているが、なかなかそういう観点で説明してくれる本がない。ゲーデル数というものがあるが、これは素因数分解の一意性を使って論理式を数字に置き換…

今日からトポス

「論理学をつくる」 http://www.amazon.co.jp/dp/4815803900 は3日前ぐらいに終わった。433ページの大部の本だったけど読みやすかった。本を買うときは図書館で借りてみてから買うかどうかを考えるんだけと、アマゾンの書評が良かったのですぐに注文した。東…

マトリックスの住人

論理学にはまっている。 議論の展開をみていると、文章の集合を考えて、それを分解して原子命題(公理)まで還元できるかという話に落ちている。「これって、集合論より圏論のほうが見通しがいいじゃないかなぁ。」と思っていると、やはりあった。「圏論による…

ゲーデルとコンピューター

最近、数学基礎論(論理学)の本をよんでる。ゲーデルの定理を理解するには、専門家の書いた本を読むのが一番だと思い、「ゲーデルと20世紀の論理学」という本を読んでる。ゲーデル生誕100周年を記念して書かれた本で全4巻ある。田中 一之、竹内外史などそうそ…

millenium problems

昨日は、数理の友達にThe Millennium Problems の "EXISTENCE AND SMOOTHNESS OF THE NAVIER–STOKES EQUATION" http://www.claymath.org/millennium/Navier-Stokes_Equations/navierstokes.pdf について少し教えてもらった。公式サイトを見ると、非圧縮粘性…